遺品整理とは何か考える

遺品整理とは辛い作業のようだけれど、時間が経つほど難しくなるものだ

人生の収束物の処理することとしての遺品整理

on 2013年9月23日

身内であろうと他人であろうと遺品整理を行うことは気の重いことだろうと思う。

どんな遺品にもその人が歩んできた痕跡が残されているからである。

その人がどんな思いでそれらを求め、使い、残していったかをうかがい知ることは近くにいた身内にも難しいかもしれない。

遺品はただの使い古された物、価値のない不要の品、迷惑なものかもしれない。

人は必ず亡くなる、後には量や質の多少の差はあるだろうが、必ず物が残される。

それらを引き継いでくれる人がいれば、思い出として遺品はその持ち主だった人ともに生きることができよう。

しかし最近回りの人と縁を断ち孤立して生活する人が増えてきている。

そうした場合、まったく経験を共にしたことがない者がその整理にあたる事になる。

そうしたことを専門に行う企業もできている。

引き継ぐ遺族がいたとしても、全部を引き継げないない場合もそうした業者に依頼することも増えてきた。

また、亡くなった人の思い出を引きずり、あるいは捨て去ることに後ろめたさを感じ、全く不要なものでも処分できない人もいるだろう。

そうした場合は思い入れのない他人の力を借り、感傷を断ち切るのかもしれない。

遺品にはただの品物というだけでなく、遺した人の痕跡なのだと思う。

遺品整理とは気の重い事柄におもえる。


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